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子宮筋腫は自覚症状が少ない病気|女性に多い病気の情報ガイド

妊娠中に必要な栄養素

看護師

妊娠中には、ビタミンやミネラルなど、たくさんの栄養素を、通常時より多く摂取する必要があります。中でも、カルシウムは、妊婦にとって最も重要な栄養素のうちの一つと言われています。これは、妊娠中は、胎児の骨や歯の形成の為に、たくさんのカルシウムが必要になるからです。もし、妊婦の体にカルシウムが不足してしまうようなことがあると、母体の骨や歯に蓄えられているカルシウムが溶け出してしまい、胎児に運ばれていきます。こうなってしまうと、出産後、骨や歯が脆くなってしまい、骨粗しょう症などの原因になるばかりか、胎児の骨や歯の成長にも影響が出てくる場合があります。また、カルシウムをしっかり摂取することは、血流の流れを良くする効果もあることから、妊娠高血圧症の予防にもつながると言われています。

一般に、妊婦は通常時の1.5倍のカルシウムを摂取する必要があると言われています。カルシウムは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品や、小松菜などの野菜類、煮干しや海藻に多く含まれており、これらをバランスよく摂取する必要があります。また、カルシウムは、マグネシウムやビタミンD、クエン酸などと摂取すると吸収率が上がると言われています。これらは、それぞれ、豆類や魚類、酢やレモンなどに多く含まれる為、食べ合わせを工夫して調理すると、より効果的に摂取ができます。しかし、つわりの重い妊婦の方の中には、食べられるものが限られてしまう人もいます。そういった場合には、サプリメントを上手く活用すると良いでしょう。最近では、カルシウムとともに、葉酸や鉄分など、妊婦に不可欠な栄養素を総合的に含んだサプリメントも増えてきたので、医師に相談しながら上手く活用することが重要です。